【岐阜 カウンセリング】自分の内に在るもの
2022/06/09
【監視されている感覚】
人に見られている、人に監視されてるように感じるという経験がある人も多いと思いますが、その時に起きている事は、感じていることと事実は何も関係ないということなんです。
これは私の個人的な体験ですが、母に監視されてる感じがして苦しい時期があったのですが、心理を学んだり、カウンセリングを受けたりしていく中でハッキリ解った事は、私の方が母を監視しているんだということでした‼
笑い話のような本当の話を、例としてわかり易いので書き留めますね。
私が担当する講座の受講生の方の話です。
講座の中でシェアしてくださったので、受講生全員が聞いている内容です。
自宅のお隣さんがずっと私を監視しているということなのです。
朝から夜まで四六時中、我が家もしくは私を見ていると、、、詳細にその様子を説明されればされるほど、申し訳ないのですが錯覚というか思い込みだと皆が感じてしまうのです。
ここまで詳細に語れるということは、まずあなたがお隣の様子を伺っていないと語れませんね?となります。
「気にして監視しているのはお隣ではなくて、きっとあなたでは、、、」という結論になるのですが、ご本人はその時点では理解できないようでした。
思い込んでいるということはそういうことなので、仕方のないことなのです。
そしてもっと深い無意識下で起こっている事は、【自分で自分を見張っている】ということになります。
何かしら、自分で認めたくない自分に気づかせないためには、絶えず無意識の中に潜んでいる認めていない自分を見張る必要があるという、心理のからくりが働いているのですね。