【岐阜 カウンセリング】職場での人間関係№2
2022/08/31
前回の解説になります。
人は他者から責められたくない、批判されたくないという思いから、今よりより頑張る…努力するとなりがちですが、この方法の一辺倒だと上手くいかなくなる場面が出てきます。
それには心理的なメカニズムが働いているのです。
責められたくないという感情がある時は、心理的には守りの体制にはいっていますね。
人は自分の弱みを見せたくないという守り意識の時は、実はその事自体が弱さなのです。
では、ここで反対の強さとは何でしょう?
【そのまま隠さない自分でいる】ということになります。
「それが出来れば苦労しないよ!」という声が聞こえてきそうですが、これはもう怖いままチャレンジするしかないのです。
今までやってきた努力の反対の、手付かずにきた側への挑戦ですね。
実は、人生で上手くいかない時や苦しい時は、言動や行動のバランスが取れていないことへの修正が迫られているのです。
ここで必要になるのが、【努力ではなく勇気】ということです。
子供の時から我慢や努力を強いられてきた、或いは自分でそう思い込んできたと自覚がある人は、今私は、勇気を試されていると自覚して、行動する時に強く『怖い!!!』と感じる事にチャレンジすると、きっと今まで想像しなかった開けた展開が待っていて、全身の力が抜ける体験が待っていますよ。