【岐阜 カウンセリング】鬱と罪悪感
2022/09/08
自己肯定感と自己否定感という二極の考え方がありますが、自己否定感の中には色々な感情を含んでいます。
怒りや悲しみ寂しさや孤独など様々ですが、鬱と深く繋がっているのが罪悪感です。
否定的な感情や出来事を、自分のせいだと捉える事が罪悪感ですね。
逆に相手や周りのせいだと捉える時は怒りとなります。
どちらにしても苦しいのですが、より深刻なのは鬱ですね。
鬱の時には、ひたすらネガティブエネルギーが自分に向いているので、逃げ場がないように感じます。
感情エネルギーの行き止まりで、どこにも流れていかないので、追い詰められた感覚です。
エネルギーが全く動かないので、朝起きた時から体を動かす事もできなくなります。
こうなると出来ることは『思考も身体もストップして、ただひたすら休むことです』
ここでも難しのは、『休む事への【罪悪感】が湧いてくることです』
ご本人が決断する事は大変難しいと思われるので、ここはドクターストップが一番の選択になるでしょう。
このプロセスを超えると始めて怒りが感じられるようになります。
怒りを感じられたら、少なくとも鬱状態は抜け出せた事になります。
怒りは少なくとも感情エネルギーが動いているので、やっと怒りの元となっているトリガーを見つけ出す段階的に入ることが可能になります