【岐阜 カウンセリング】失って気づくこと
2022/09/30
あれから毎日、言葉を持たない生き物は、最大にメッセージを残していくんだな~と実感しています。
人間とのコミュニケーションは多くが言葉に頼っていますが、動物とは殆ど言葉以外の感覚がものを言う…
その存在の大きさは失って初めて気づかされました。
どっと強烈な寂しさが襲ってくる事は、日にちと共に少なくなりましたが、帰宅した時の何の反応もない事実が、今一番感情が揺す振られる瞬間です。
【もう一度逢いたい!抱きしめたい!】と、、、
そして、愛犬を失ったことによるネガティブ感情だけでなく、心の深いところでホッとして解放感を感じてる自分がいるのも事実です。
その感情を許可することができたのは、友人の「どこか肩の荷が下りて気が楽になったよね!」の一言でした。
薄々気が楽になっている自分に気づいてはいたのですが、それを認めることに抵抗があったのを、友人の何気ない一言で、『この感情、認めて良かったんだ~!』と力が抜けた瞬間でした。
大切で、愛おしくてたまらないと思って暮らしてきた存在だったのに…二度と抱きしめることもアイコンタクトする事もできなくなってしまったのに…ホッとして、気が楽になってるなんて、非道で冷たい気がして、素直に認められず、無意識にブレーキをかけていました。
人の心は複雑で、白黒・善悪・ネガポジ・など、二極を同時に抱えながら生かされている事を改めて体験中です。
何事も体験に勝るものは無いですね!