【岐阜 カウンセリング】承認欲求
2023/04/07
よく耳にする承認欲求には2種類あって、健全な欲求と不健全な欲求があります。
まず健全な欲求とは、自己肯定感があり、他者との繋がりや信頼を感じられている状態からの欲求であること。
では不健全な欲求とは、自己否定感が低く、他者との繋がりや信頼が感じられないところからの欲求ということになります。
結局、何か行動を起こす時の動機が他者に認められたいが一番の目的になるため、純粋な内側からの自己表現から外れて、他者からのジャッジや期待を満たすための行動になってしまっているということになります。
それが間違っている訳ではないのですが、これをずっと続けていくのはとても苦しい生き方になるため、どこかで強制的に動機の転換を迫れる事になります。
それには先ず、自己実現の前に自己肯定感を高めること、人との繋がりや信頼感を築く事を優先する事が必要になります。
ただ難しいのは、自己肯定感が低い、自信がないからこそ、他者に認められることによって、自信を感じたいという思考にはまっているところです。
この負の思考の癖を正の思考に変化させる事が必要になるのです。
それに一番効果的なのは、子供のころの傷や満たされなかった感情に、しっかり向き合うことなのです。